【剣盾シングルS2】ドラパパッチキザン(選出についての補足)
【目次】
【はじめに】
この記事は先日投稿した「【剣盾シングルS2】ドラパパッチキザン【最高629位最終812位】 - 猿もわかるブログをかきたいブログ」についての補足記事です。まだ読んでない方はこちらを一度読んだ上でこちらに目を通してきただけると幸いです。
なお、前回の記事があまり参考にならなかったよという方や、上位ガチ勢の皆様には有意義な情報がないのでブラウザバックを推奨致します。
あくまで自分の記録用と、マスターボール級を目指す方や、選出を失敗しがちな方向けに参考になればと思って書いた記事ですのでそれでもよろしければご覧ください。
【選出のしかた】
《選出する3体について》
それでは本題に入ります。まず選出するポケモンについての選び方ですが、前回記事より、本構築は「パッチラゴンによる全抜き」を目標としています。そのためパッチラゴンの選出は確定とします。
パッチラゴンの全抜きを実現するにあたり、安全にじゃくてんほけんを発動させ、なおかつ倒されずに行動回数を稼ぐ必要(最低でも2体は倒したい)があるため、リフレクター、ひかりのかべ持ちの「ドラパルト」も選出が必要です。
つまり
ドラパルト+パッチラゴン+自由枠
と言った選出を取ることになります。
実際にS2の1ヶ月間使用した中でこの例から漏れる対戦は数戦のみでしたが、それについては複雑かつ汎用性が低いため今回は省きます。
《自由枠の選び方》
ドラパルトとパッチラゴンと共に戦ってくれる仲間の選び方です。主に先に紹介する2匹のどちらかを選択するようにして選出しました。
<キリキザン>
オーロンゲ、エーフィなど壁を貼るポケモンを見た場合はできる限り選出したいポケモンです。対面性能も非常に高く、バンバドロ、カバルドンがいなければキリキザンの選出で基本的に問題はないです。
ただし、ステルスロックを撒かれた場合はきあいのタスキが潰れてしまうのでサダイジャなど明らかな起点作成ポケモンがいる場合はステルスロックを撒かれる前にキリキザンに交代をするか、ヒヒダルマを選出するといったことが必要になります。
<ヒヒダルマ>
パッチラゴンはカバルドンに仕事をされるがままでダイマックスターンをねむりによって枯らされてしまいます。バンバドロにも同様に打点がないため起点にされます。どちらもドラパルトののろいと絡めることで倒せないことはありませんが、非常に止まりやすいです。その両者への回答として採用しました。そのためバンバドロ、カバルドンを見たら選出に組み込みます。
<エースバーン>
アイアントに対するワンポイント起用です。ただし、片手で数えるほどしか選出していないです。
<サザンドラ>
コオリッポ、ヌオー、ニダンギルを見たら選出をすることがありましたが気休めです。
基本的にエースバーンもサザンドラも選出しなかったのでそれ以外の4体の中から対戦を組み立てることになっていたのが現状です。
《先発の決め方》
決め方と言ってもドラパルトが初手が安定です。苦手な相手を見ると、こだわりスカーフ持ちヒヒダルマやサザンドラ、ドラパルト、オンバーンなど自身より早いポケモンや壁貼りのできるオーロンゲが挙げられます。ですが、苦手な対面はキリキザンやヒヒダルマに引いてあげることでそこから十分にリカバリーができることが非常に多いためドラパルトで問題ありません。
初手投げのメリットとして、相手の型判別ができる場合がある、初手からのあくびループをのろいによって牽制できる、相手の鬼火持ちなどへのクッションになる、相手のりゅうせいぐんをパッチラゴンの起点にできる、型の判別をさせないことから交換をさせ相手の裏を見ることができる等が挙げられます。
慣れてくれば初手に投げられるポケモンをだいたい予想してこちらも初手からヒヒダルマやキリキザンを投げて、十分に荒らしてから本命のドラパルト+パッチラゴンで展開していけますが、まだうまく予想できないよという方は初手ドラパルトで問題ありません。
次にいくつかサンプルとしてS3のものではありますが対戦した相手の手持ちの画像を引っ張ってきてどういった選出を取ったのか例を挙げて説明していきたいと思います。
【選出例】
S3の100〜1500位帯で実際に対戦した方のパーティを例としてどのような選出をしたか一例として挙げたいと思います。
また、初手の動き方については少し触れますが、その後の立ち回りについては相手の行動に依存するため、それぞれ複数考えられるの状況ごとに立ち回り書く必要が生まれます。そのため非常に複雑になってしまうことから今回は触れないこととします。別途コメント等をいただければコメント欄にて返信します。
あくまで「選出順」がメインですので動かし方には諸説ありますが、深追いしない程度にご覧ください。
(例1)
ここ最近多く見かけるサザンガルドの並びです。
1.ドラパルト2.パッチラゴン3.キリキザンの順で選出します。
ステルスロック持ち、カバルドン、バンバドロなどが見受けられないためキリキザンを選出します。
この場合初手の行動で考えなければいけないのは(こだわりスカーフ持ち)サザンドラ、ギルガルドと対面した場合のことです。
どちらも壁が1枚しか貼れないことが予想されますので、起点にしたいポケモンを考えます。パッチラゴンの弱点を突く技を持っているのがサザンドラ(りゅうせいぐん等)、トゲキッス(マジカルシャイン等)がこの場合最も機会があるので、ひかりのかべを優先的に貼りたいところです。
(例2)
サザンガルドの並びにカバルドンが入った場合です。
1.ドラパルト2.パッチラゴン3.ヒヒダルマの順に選出します。
カバルドンでパッチラゴンが止まってしまわないようにヒヒダルマを選出します。
初手の動きとして、ギルガルド、サザンドラの場合は例1を参考にして動いてみてください。カバルドンと対面してしまった場合は、あくび又はダイマックスから入ってくることがほとんどなのでアタッカーカバルドンケアのリフレクターから動きます。1ターン目にダイマックスしてこなかった場合ヒヒダルマに交代するのが安定です。
(例3)
続いてはこちらの構築。
1.ドラパルト2.パッチラゴン3.キリキザンで選出します。
初手の動き方は特に言うことがありません。気をつけたい点は、はらだいこ持ちのキョダイリザードンが存在する点や、エルフーンのおきみやげをパッチラゴンが受け取ってしまわないようにする点です。また、すなかきドリュウズやドラパルト、ギャラドスとの連戦はパッチラゴンが疲弊してしまいますのでダイジェットによるすばやさ管理や、キリキザンで相手のダイマックスポケモンに負荷を与えることがポイントです。
(例4)
最後にこちらの選出。もうすでに頭がいっぱいいっぱいな場合は流してもらって構いません。
この場合の選出は、
1.ドラパルト2.パッチラゴン3.キリキザンが好ましいです。
カバルドンがいるのになぜヒヒダルマを選出しないのかと言うと、こちらは今流行りの
初手ダイマックス+トリックルームミミッキュ+こだわりハチマキウオノラゴン
の構築の可能性が高いからです。そのため、カバルドンがダイマックスして戦えるようにアタッカー型の可能性が高いと考えられます。ドラパルトののろいと絡めながら、パッチラゴンでカバルドンを倒すことができるのでヒヒダルマは選出しません。その後、予定通りにミミッキュにトリックルームを貼られた場合、ダイマックスポケモンとミミッキュとの連戦で疲弊したパッチラゴンは相手のウオノラゴンに攻撃を与える間もなく倒されてしまいます。そのためフィニッシャーとしていちばんウオノラゴンに勝てる可能性の高いキリキザンの選出が求められるので上記の選出になります。
(その他)
その他今回はサンプルが得られませんでしたが、相手の初手ヒヒダルマなどはヒヒダルマやキリキザンなどに引いてあげることでリカバリーが十分に効くので選出順は
1.ドラパルト2.パッチラゴン3.自由枠
で構いません。
【最後に】
いかがでしたでしょうか。ケースバイケースなこともあり具体的に追って書くことができませんでしたが、雰囲気だけでも伝わっていれば幸いです。
先述しましたが、具体的な相談や、質問等があればコメント欄やTwitterにてお答えするので不明な点や相談があればご利用ください。
また今季(S3)もこちらの構築を改良した後、2/11に瞬間156位を達成できましたので説得力があるかはわかりませんが参考までにご覧ください。
シーズン最終日にかけて旅行をしているため今シーズンは良い結果は望めないとは思いますが、再び最終3桁以上を達成できましたら改良版の方の記事も出したいと考えていますので併せてよろしくお願い致します。